パラダイムシフト
今、パンデミックによって世界は激変している。
今後どのような変容を遂げるのだろうか?
人間の社会は世界観によって構築される。
そしてその世界観とは、物理学によって構築される。
私達の世界はこうなっているという世界観に基づいて、人間は社会を築くのだ。
今まではニュートン力学による機械論的世界観に基づいて社会は構築されてきた。組織という機械の歯車として私達は労働を課す社会を生み出した。世界は機械仕掛けの時計のようであり、私達は部品の一部でしかなかったのだ。
だが、物理学の世界では相対性理論や量子論の登場によって世界観が一変した。
これからは量子論的世界観が社会を構築する時代になる。
時間や空間にとらわれない世界、波動(情報)によって社会がまわってゆく世界。
インターネットの登場によって既にそういった世界は形成されつつあるが、5Gによって今後更に加速するだろう。
ピラミッド型の組織社会が崩れ、都市集中から地方分散型へ、インターネットで繋がれ、自由に往き来できる社会。
一億総ノマドへ。
いずれ量子コンピュータの登場によって、更に機械論的世界観から量子論的世界観への移行は加速することになる。
今回の社会の変容というのは、物理学の世界で起きたパラダイムシフトがリアル社会に浸透してきた結果起こったものだ。
パンデミックはその引き金に過ぎない。