お経を営む生き方 ー 誰しもが経営者になる時代へ
経営とは、もとは仏教用語。
お経に書いてあることを実践するのが本来の経営の意味。
人のために何かする。社会のために何かする。
困っている人がいたら助ける。
そうやって功徳を積んでいくと、いずれまわりまわって自分に返ってくる。
それがご利益(りやく)。
が、今は功徳を積まずに先に利益(りえき)ばかりを追い求めている。
だからうまくいかない。
本末転倒。
利益(りえき)が出たら社会に還元するのではなく、先に社会のためになることをすること。そうすれば社会から還元される。人から還元される。
与えれば与えられる。これが鏡の法則。世の中の真理。
まずは与えること。
お金が欲しい人はお金を、愛が欲しい人は愛を。
自分が一番欲しいと思っているものを与えること。
そうすれば与えられる。
人のために、社会のために、まずは己がお経に書いてあることを実践すること。
自分の生き方を「経営」する者となること。
皆が本来の意味での「経営者」になれば、豊かな社会が実現する。
特に会社を経営する必要はない。
個人個人の経営者となればいい。
宗教に入る必要もない。
与えれば与えられるの法則を実践すればいい。
与えたものがどこから返ってくるかはわからない。
与えた張本人からではなく、全く別のところから返ってくる可能性のほうが高い。また時間差もかなりある。
ご利益(りやく)は、忘れた頃に返ってくる。
しかし、気付けば豊かになっている。